前職は個人主義。
でもここはチームで仕事を進められる。

前職は食品流通企業にて事務職をしていました。ここは一人ひとりに明確な業務が割り当てられており、個人に対する裁量権は大きかったものの、チームで仕事をするということがありませんでした。誰かが教えるということがないので、間違えた仕事を間違えたまま覚えてしまう恐れもあったり、シフト勤務で週末に休むこともなく、もっとチームワークでメリハリのある環境に身を置きたいと思い、転職活動に踏み切りました。プラントデザインは転職サイトで見つけたのですが、大学が食産業学部出身なので、園芸やガーデニングについても興味があり、「ここならやりがいをもって働けそう!」と思い応募しました。入社後は、先輩に一つひとつ教えてもらいながら注文書に基づいた出荷サポートなどを行っています。驚いたのは、オフィス内での「声がけ」が活発なことです。「この業務、私がやろうか?」「この商品はね、こんな特性があって…」など、私が少し悩んでいたりするだけで先輩社員が積極的に声をかけてくれるのです。一人ひとり業務に集中しているのに、周囲についてもきちんと見ているんですよね。前職ではなかったことなので、本当に感動したのを覚えています。これがチームワークなんだと思いました。

仕事で恩返しをしたい。
その想いが募る日々。

入社3カ月が過ぎた頃には、業務一つひとつの意味や私が手掛けた書類の先に生産者の方々がどのように動いているのかなど、少し俯瞰して見ることができるようになってきたと思います。こうした意味合いが理解できると、「もっとこうしたほうが効率化につながる」「生産者の方に喜んでいただけるようにするには…」といった仕事での付加価値を付けていきたいと考えるようになりました。一言でいえば「チームの中で、ちゃんと貢献できる自分になりたい」ということでしょうか。それが、私を受け入れてくれたこのチームへの恩返しになりますし、生産者やバイヤー、そしてお客様との「笑顔のつながり」が生まれるきっかけにもなると思っています。