生産者の声
市場流通では価格が付かず、新たな植物の販路を開拓したくて悩んでいた時にプラントデザインさんに出会いました。取り組みを始めて2年後には一気にビジネスが拡大しました。また生産段階においても、定期的に農場に足を運んでくれて「この出来栄えではまだまだだよ」「こうしたほうがいい」とのアドバイスをくれたり、「この商品なら絶対売れるよ」など現場で叱咤激励をたくさんいただくことが励みとなっています。今までの市場や卸会社ではありえなかったことです。生産計画も、半年以上前につくることが可能になりました。バイヤーとの輪も広がりました。定期的に勉強会にも参加しています。さらに腕を磨いてお客様のためになる商品をつくっていきたいと思います。
当社は花の苗、野菜の苗など幅広く手掛けています。プラントデザインさんとは実は2回、出会いがありました。最初は15年ほど前、イチゴの苗を探しているとのことでお問い合わせいただき、納品しました。そこから10年以上を経て、「関西エリアで生産拠点を探している会社がある」と知り合いから聞き、連絡を取り合ったら「あ！あの会社！」と。プラントデザインさんのすごいところは、何においても対応や行動が早いこと。生産計画に関しては、半年以上前にもらっています。またうまく生産できないときなどに出荷数量を減らしたり、出荷そのものを止めたりすることも起こりますが、こちらの事情をよく理解してくれているので文句を言われたことは一度もありません、いつも気持ちよく対応いただいています。バイヤーのニーズを知りながら生産者の都合もよく分かってくれるので、信頼してお付き合いできています。また、社長の草さんからは「メーカー（生産者）としてのプライドを持って」と言われたことが心に残っています。植物ひとつを育てていくにも、そこに付加価値をしっかりとつけていく。「お客様に満足いただける商品を供給する」というメーカーとしての誇りは、プラントデザインさんと一緒に仕事をしていく中で、当社の精神にも築かれています。
プラントデザインさんとは2年前に出会ってから、仕事のやり方が大きく変わりました。それまでは、前年度の実績などを見ながら商品の種類や量を選定していましたが、プラントデザインさんはデータベースに基づいた分析で、無駄のない生産を提示していただき、経営も安定しています。これは本当に画期的なことで、生産者としてもそれまでのビジネスの考え方を覆された気がします。しかも、クレームがあっても間に入って解決してくれるので、私たちは商品の生産と安定供給に集中できています。
数年前に先代の父親が急逝し、私が受け継いでいます。プラントデザインさんとは父の頃からお世話になっており、私自身、まだまだ経験不足であるにも関わらず見守ってくれている存在です。生産技術は通常、なかなか教えてもらう機会もなく、山形県なら県内の生産者だけしか連携できませんが、プラントデザインさんが主宰する「Growers Network」という研修会では定期的に勉強会を開催し、経験豊富な諸先輩から生産技術を直接学ぶこともできたり、同じ二代目の若手生産者とも全国レベルで連携できるので、心の支えになっています。今では、わからないことなど電話一本で教えてくれる先輩たちと多数つながり、その場でいろいろと教えを乞うことができるようになりました。そこでの安心感はとても大きいものです。